ある意味で日本の黒歴史とも言える「2000円札」の存在。
2000年の沖縄サミットに合わせて発行された通常紙幣ですが、あまりの人気のなさから流通量が激減。
今となっては現物を見れたらラッキー、という都市伝説じみたレベルにまで堕ちてしまった不遇の紙幣です。10代の子はもう存在自体知らないんじゃないですかね。
ちなみに2003年以降はもう発券がストップしてますので、現状より普及することはあり得ません。

そんな2000円札と同じような道をたどっているのがアメリカの「2ドル札」。
アメリカの独立200年を記念して発行された紙幣ですが、日本における2000円札と同じく流通量が極端に少ない。国内ではほとんど見ることはないそうです。
そういえば銀行や空港の両替サービスでも、2ドル札が出されているのを見たことがありません。むしろ両替所の人も2ドル札の存在を知らないんじゃないでしょうか。

こう比べてみると、2000円札と2ドル札はかなり似通ってますね。
・何かの記念で発券された紙幣
・流通量が極端に少ない
・外貨両替時には存在がなかったことにされる

調べてみたらちょっと面白かったよ、というお話でした。