先日、初めてiAdを組み込んだアプリをリリースしました。
そこで早速パフォーマンスを試してみようとアプリを起動してみたのですが、全く広告が表示される気配がない。
いくら日本の広告が少ないって言ってもさすがにおかしいだろと思ったので調べたところ、思った以上の鬼畜仕様で引っかかっていたので、同じく引っかかっている人のために情報提供。
とりあえずiAdの契約書には同意したことを前提としてお話しますので、まだ契約書に同意してない方はその処理を済ませてから読んでください。
まずiTunes connectでアプリを登録します。そしてバイナリをアップロードした後で、「Set Up iAd Network」をクリック。
すると「Enable iAd Advertising Network」という画面が表示されるので、primary targetのラジオボタンのどちらかにチェックを入れてから「Enable iAds」をクリック。
そしてさらに右下の「Save」をクリック。
ここで画面が切り替わり、下の画像のような緑色の表示が出れば完了です。あとは審査を待つだけ。
ここまで読んだだけだと「どこが鬼畜仕様なの?」って感じですが、危険なのは上記の処理をうっかり忘れてしまった場合です。
iAdを有効にする処理は、審査が通った後ではできません。
審査後に「Set Up iAd Network」をクリックすると、下のような画面が表示され、何も操作できません。
具体的なステータスを書くと、「Waiting for Review」から「In Review」までの間に上記の処理を行う必要があります。
つまり、「iAdを有効にしないと表示されない」ということを知らずにリリースされた場合、また申請→審査を繰り返さないといけないということです。まさに初見殺し。
これでまたAppleが嫌いになりました。