IE9.jsを使うと古いIEの挙動をW3C準拠にしてくれるので大変便利です。
が、あまり調子に乗って使っているとたまに妙なバグに出会うことも。

ある要素をクリックするとaddClassでクラスを付与し、もう一度クリックするとremoveClassでクラスを取り除くような切り替えスイッチを作ったんですが、どうも背景画像周りの動作がうまくいかない。
そこで、うまくいかない部分のclass名を取得して吐き出してみました。すると、

added ie7_class0

という表示。
「added」はaddClassで追加したものなので大丈夫です。それより問題は、追加した覚えのない謎の「ie7_class0」。
これ、気になったので他の部分でもクリック時のクラスを出してみると、「ie7_class4」など他のパターンもありました。

どうもこのよく分からない追加クラスがbackground-imageを独自に持ってしまっていて、そのままでは背景画像がきちんと表示されないようです。
こいつらの取り除き方が分からなかったので、結局実装方針をちょっと変えることで対応しました。

IE9.jsは便利だけど、JS結構使うサイトだと意味不明な不具合が起こるかもしれないので気を付けましょう。