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fujii | 1 月 10th, 2012
先日、初めてiAdを組み込んだアプリをリリースしました。
そこで早速パフォーマンスを試してみようとアプリを起動してみたのですが、全く広告が表示される気配がない。
いくら日本の広告が少ないって言ってもさすがにおかしいだろと思ったので調べたところ、思った以上の鬼畜仕様で引っかかっていたので、同じく引っかかっている人のために情報提供。
とりあえずiAdの契約書には同意したことを前提としてお話しますので、まだ契約書に同意してない方はその処理を済ませてから読んでください。
まずiTunes connectでアプリを登録します。そしてバイナリをアップロードした後で、「Set Up iAd Network」をクリック。
すると「Enable iAd Advertising Network」という画面が表示されるので、primary targetのラジオボタンのどちらかにチェックを入れてから「Enable iAds」をクリック。
そしてさらに右下の「Save」をクリック。
ここで画面が切り替わり、下の画像のような緑色の表示が出れば完了です。あとは審査を待つだけ。
ここまで読んだだけだと「どこが鬼畜仕様なの?」って感じですが、危険なのは上記の処理をうっかり忘れてしまった場合です。
iAdを有効にする処理は、審査が通った後ではできません。
審査後に「Set Up iAd Network」をクリックすると、下のような画面が表示され、何も操作できません。
具体的なステータスを書くと、「Waiting for Review」から「In Review」までの間に上記の処理を行う必要があります。
つまり、「iAdを有効にしないと表示されない」ということを知らずにリリースされた場合、また申請→審査を繰り返さないといけないということです。まさに初見殺し。
これでまたAppleが嫌いになりました。
どれでもいいのでファイル内の画像を右クリック→「図の書式設定」を選択
出てきたウインドウで、「図」のタブを選ぶと左下に「圧縮」ボタンが出てくるのでクリック
「図の圧縮」ウインドウが出てくるので、
・適用の対象 ・・・ ドキュメント内のすべての図
・解像度の変更 ・・・ Web/画面
・オプション ・・・ 「図を圧縮する」「図のトリミング部分を削除する」の両方をチェック
上記の設定でOKをクリックすると、wordファイル内の図が一括で圧縮されてかなり軽くなります。
メールでファイルを送信したい時とかに便利。
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fujii | 11 月 23rd, 2011
さっさと解決したかったので深いところまでは調べていませんが、こういったメッセージが表示されるのはApplication Loader自体にバグがあるからだそうです。
だから、Application Loaderをインストールし直せばOK。
自分もこの間このエラーが出たので、一旦Application Loaderを削除してインストールし直すと動きました。
面倒ですが、一旦きちんと動作してしまえばその後はしばらく楽になるので最初は辛抱しましょう。
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fujii | 11 月 21st, 2011
Application Loaderでアプリをアップすると、「No eligible applications were found」と表示される場合があります。
原因は、iTunes Connect上にアップ待ちのアプリが存在しないため。
まずは目的のアプリが「Waiting for Upload」になっているか確認してください。
ステータスがちゃんと「Waiting for Upload」になっている場合は、Application Loader側で別のアカウントでログインしている可能性があります。
Application LoaderはiTunes Connectのログイン情報を渡して動いているので、以前に別のアカウントでログインしていたりすると、その情報が残っている場合も。
心当たりのある方は設定を変えておきましょう。
メニューの「Window」→「Run Setup Wizard」と進むと、アカウント入力画面が表示されます。
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fujii | 11 月 19th, 2011
必要ないです。
確か、いつかどこかで見た規約では回転対応するようにと書いてありましたが、必要ないです。
現にこの間自分で作ったアプリは対応してなくても通っています。
iだるま落とし
もしかしたら以前とは規約が変わったのかもしれないし、逆にこれからいきなり規約が変わって回転対応が必須になる可能性もありますが、とりあえず現時点では回転対応してなくてもOK。
開発者の方は回転が面倒だったらそんなの対応しなくていいので、さっさと申請してしまいましょう。
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fujii | 11 月 15th, 2011
Coronaではテキストや画像などを「オブジェクト」と呼び、これらは呼び出された順に画面に描画されます。
なので後から呼び出されたオブジェクトは、前に呼び出されたオブジェクトの上にどんどん重なっていくイメージ。
だから、例えば全画面にオレンジの背景を敷いた後、全画面に青の背景を敷くとオレンジの背景は青に隠されて見えなくなります。
そこでオレンジを見せたいときには関数「toBack()」や「toFront()」を使います。
使い方はこんな感じ。
orange:toFront() ・・オレンジを前面に
blue:toBack() ・・ブルーを背面に
実際あんまり頻繁に使うことはないんですが、たまーに入れ替えたいときがあるので小技として。
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fujii | 11 月 14th, 2011
Vimeoの動画を埋め込んだ場合、Player APIを使えばわりと自由に制御できます。
公式?のサンプルはここ。このページのソースをそのままコピーして改造すれば、おおよその操作は思いのまま。(ただしJSができればですが)
いろいろと機能があったのでいじって遊んでいたのですが、Seekの仕様にちょっと注意すべき点があったので共有。
サンプルでは、任意の秒数を入力するとその秒数の地点までジャンプして再生を始めます。
プログラム的にはこんな感じ。
froogaloop.api(’seekTo’, seekVal); //seekVal秒後までジャンプ
froogaloop.api(’play’); //動画再生スタート
この処理を実行する場合、注意点が2つ。
・動画のロードがシーク先の地点まで終わっていない場合は、読み込みが追いつくまで待たされる
・「画面ロード後、まだ1度も動画を再生していない」という条件下で、読み込みが追いついていない地点までシークすると強制的に一番最初からその動画が再生される
上記2つはどちらも、動画の読み込みが追いついていないことが引き金となって発生するので、読み込む猶予を持たせてあげることが重要になります。
バックグラウンドで読み込んでおくとか、読み込み中に何か別の表示を挟むなどすると良いでしょう。
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fujii | 11 月 13th, 2011
またまた自作アプリの宣伝です。
iTunesの紹介ページはこちら。
以下、紹介文をそのまま抜粋です。
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青い球の中に1つだけ入っている赤い球。
iPhoneをうまく傾けて、赤い球を床にぶつけよう!
うまく工夫して、できるだけ早く赤い球を床に着けてください。
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これもCoronaで制作。
例によっていろいろあり時間が取れなかったので、速攻で作れるものを選択。
サンプルコード改造により制作完了まで3時間の早業でした。ナポレオンが寝てる間に作れます。
反射光の処理部分が雑だったり床が黄緑単色だったりといろいろ突っ込みどころはありますが、そのあたりは大目にみていただけると。
ゲーム内容としてはかなりつまらなくなるかと思ってたのですが、やってみるとなかなか赤い球が床に着かなくて意外と熱中します。
ただし時間のないときにプレイするとすごいイライラします。ホントに暇でやることないときに推奨したいゲーム。
なのでホントに暇な方、もしくは3時間でどこまでできるかを見たい方はDLどうぞ。
次回作はもうちょっとまともです。まだストア申請通ってないので、通ったら公開。
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fujii | 11 月 9th, 2011
端折りすぎなタイトルなので念のため補足。
App Storeへアプリを申請する際、サポートページのURLの入力を求められます。このURLにダミー、要するに存在しないURLを入れちゃっていいのか?というお話。
必須入力項目だし、普通に考えたらダメですよね。
しかしこういうタイトルで記事を書くということは。
そう、ダミーでも通っちゃうんです。
事実、先日からガリガリ作っていたこのへんのアプリはサポートURLが存在しません。にもかかわらず審査を通過。
iだるま落とし
Speed Star Touch
正直どこ見てんだという感想しか浮かばなかったんですが、サポートURL無しでも申請が通った好例かなと思って放置中です。
ぶっちゃけみんなサポートページとか見ないでしょ?なんか不具合あったらメールください。(ただしURLがダミーでも通ったということは、メールにダミーを登録しても通りそうで怖いんですが)
しかしこの後申請したアプリは、ダミーだと通りませんでした。リジェクト。
どうやら現時点では、ダミーを登録して通るかどうかは運次第のようです。Appleの中の人じゃないので分からないんですが、おそらく以下のいずれかの事情があるんじゃないかと。
1.チェックする担当者ごとにサポートURLを見たり見なかったりする
2.チェックするべきアプリが多すぎて全項目見てらんないので、全てのアプリについてサポートURLを確認するわけではない。たまに抜き打ちでチェックする程度
まあ話を戻すと、運が良ければダミーでも通る場合はあるので「サポートURLとか作るのめんどくさいよ!」っていう人はダミーで登録しておくのもいいかも。
ただしリジェクトされた場合は面倒でも用意して再申請しないといけないので、特に締め切りとかなくユルく申請しても良い、っていう場合に限ります。そのあたりは気を付けてください。
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fujii | 10 月 27th, 2011
空いた時間で作ってみたアプリ第2弾です。
iTunesの紹介ページはこちら。
以下、紹介文をそのまま抜粋です。
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書いてある数字の順に星をタッチ!
タッチされた星はどんどん消えていきます。
全ての星を消し終わったらステージクリア。
あなたの動体視力と反射神経を駆使して、最短タイムに挑んでください。
レベルが上がると星の数と、それぞれの星が動くスピードが増加していきます。
MAXレベルでは画面内がすごいことに・・・・?
どのレベルまでついてこれるかな?
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これも前回と同じくCoronaで作りました。
半月に1本作るというルールを決めていたんですが、制作中に発売されたゲームにハマってしまったのであまり開発期間が取れず若干手抜きです。
具体的には、公式ページにあったサンプルコードを改造して作りました。Coronaを使ってる人だったら「あーあれね」ってすぐ分かるサンプルコード。
そういった事情もあり実質的には素材集めも含めて3日弱で完成したんですが、それなりにおもしろい出来になっていると思います。BGMもちゃんと入ってるし。
ちょっと試してやってもいいかなと思う方はダウンロードしてみてください。有料ですが。
今回1つだけ失敗したなと思ったのが、ストアに出すアプリ名の設定。
「speed」も「star」も「touch」もかなり多くのアプリで使われている単語なので、どれか1つの単語で検索しても間違いなく表示されません。
2つ組み合わせてもダメ。フルスペルで「speed star touch」と検索しないと出てこない有様です。前回のだるま落としが「だるま」だけで引っかかったのと比べるとえらい違い。
検索のしやすさだけを考えるなら、無理に英語対応を考えるよりも日本語に限定したほうがいいのかもしれません。
そんなことを思った今回のアプリ。
次回はもうちょっとコンテンツに偏ったものを作りたいと思います。